5月3日・4日 ペンチャックシラット稽古／研究会

2023年5月3日(水・祝)・4日(木・祝)に森田光太郎先生をお招きし、東南アジア武術ペンチャックシラットの稽古／研究会を開催します。 

シラットという異文化圏の武術を通じて、それぞれが"何か"を経験し、"何か"を知り、"何か"を深めていく稽古会です。

シラットといえば映画『ザ・レイド』やアニメ『PSYCHO-PASS サイコパス』のアクションシーンにも取り入れられるような見栄えのする動きや、武器術も含めた実践的な武術として知られています。

しかし、この稽古会ではシラットを成り立たせている文化・身体性にフォーカスしていきます。

乱暴な稽古はありません。年齢・性別・国籍を問わず、経験者から運動が苦手な人、親子での参加も歓迎です。

まだ見ぬ"何か"を求めている方のご参加をお待ちしております！

～～～概要～～～

◆日時：
2023年5月3日（水・祝）
1部： 13：30～15：30 シラット基礎クラス1
2部： 16：00～18：00 シラット基礎クラス2

2023年5月4日（木・祝）
1部： 10：00～12：00 シラット基本クラス1
2部： 13：30～15：30 シラット基本クラス2

※連続受講がおススメです。

※講習会中の録音、写真・動画撮影はお断りいたします。

◆講習費：　 1コマ当たり　5,000円

◆会場費：　参加者で頭割り

◆会場：　スタジオテナ

◆持ち物：　運動しやすい服装

◆申込：申込フォームへ

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<講師からのメッセージ>

皆様、こんにちは。

この度、博多武術稽古会にて講師を務めます、森田光太郎と申します。

僕は今から10年程前、「兵法武学研究会」を通じて「ペンチャックシラット」という武術に出会い、それ以来この武術に何故か惹きつけられ稽古を続けてきました。

「シラットをやろう」と決めてから暫く数年は試行錯誤の日々でした。日本では自分が稽古したいと思っている流派のシラットを稽古する機会がなかったのです。そのような状況で独自研究稽古していましたが、やはり限界にぶつかります。

転機になったのは、当時留学したサンフランシスコでの出来事でした。偶然に偶然が重なり”Mande Muda（マンデムダ）”という流派のシラットを指導されていたレニー・サンダース先生に出会い体系的なシラットを学ぶ機会を得ました。

その後、武学研究会とのご縁でつながったジークンドーの第一人者である、バートン・リチャードソン先生に師事し、Pentjak Silat Bukti Negara（ペンチャックシラット ブクティ・ナガラ）という流派を稽古しています。

このように、今まで様々なご縁に恵まれて、このシラットという武術の稽古を続けてきました。

今回の稽古会では、僕がこれまで先生方から習ってきたシラットのエッセンスを中心に、初心者の方も、経験者の方も面白いのではないかと考えている内容を皆様にご紹介していきたいと思います。

当日は皆様にお会いできるのを楽しみにしております！

＜講習内容＞

3日の基礎クラスでは、東南アジア武術・シラットを稽古していく上で、大切だと思うポイント、稽古方法を紹介していきます。
内容としては、
・ペンチャック・シラットとはどんな武術なのか？
・東南アジア武術を稽古する上で大切な考え方
・シラットに必要な身体性の基礎の「キ」を獲得する稽古方法
以上を中心に稽古を進めていきます。
これらの内容は、私がこれまでシラットを習ってきた先生方が、説明の違いやアプローチの違いはあれど、どの方も扱っていたポイントや稽古方法なのですが、これまでの私自身の指導経験を通じて、東南アジア武術を経験されたことのある方々でも「意外と見落としている」内容であることも分かってきました。
東南アジア武術・シラットに触れるのが初めての方にはぜひ押さえて頂きたい内容であり、経験者の方も得るところがあるのではないかと思っています。

4日の基本クラスでは、私が学んでいるPentjak Silat Bukti Negara（ペンチャックシラット ブクティ・ナガラ）という流派のHolmat（ホルマット、礼法）、Djurus（ジュルース、型）の稽古をしていきます。
「基礎クラス」と同じく、「シラットに必要な身体性を獲得する」ことにフォーカスを置いて稽古をしていきますが、この部では別観点として、「流派・体系」というポイントに焦点を置いてみたいと思います。
内容としては、
・流派・体系の「テーマ」が実践とどう結びつくのか？
・礼法と型のつながり
・一人稽古と対人稽古の関係性
以上を中心に稽古を進めていきます。
ペンチャック・シラットという武術の稽古を通じ、一人一人が”何か”を経験し、”何か”を知り、”何か”を深めていけるような稽古をしていきたいと思います。

申込はこちらをクリック

【講師プロフィール】

森田光太郎

大学在学中、兵法武学研究会を通じた東南アジア武術／ペンチャック・シラットに出会う。
2016年、アメリカ・サンフランシスコにてPencak Silat Gerakan Suciを学び、Rennie Saunders師より指導資格を得る。
現在、バートン・リチャードソン師より、Pentjak Silat Bukti Negaraを学び、2019年には同師よりBukti Negaraでは初の指導資格を得る。
また、自身の活動拠点として研究室「Kotaro Morita Lab.」を立ち上げ、シラットを中心とする東南アジア武術とその文化、歴史について研究・指導活動を行っている。

Kotaro Morita Lab.のご紹介： https://chakimolly.jp/biography/

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